夫婦での家計管理、どのようにされていますか?共働きの場合は夫婦別財布という家庭も多いのではないでしょうか。
私は20代半ばで結婚し、結婚当初から家計管理のしくみを築き、20代の時に総資産1000万円を達成しました。
今現在は、家計管理をしているという意識すらなく、夫婦で総資産の把握が日々できています。
初期設定が最も重要です。初期設定は大変だけど、その後がぐっとラクになる、そんな家計管理のしくみや手順について解説します。
結婚する前は使いたい放題使っていたなぁ・・・(遠い目)
でも今となっては結婚と同時に整えて本当によかった!
『家のお財布』・『個人のお財布』の定義
家計管理をするうえで最も重要となるのが、それぞれの収入と支出の定義をはっきりと決めてしまうことです。
まず最初におこなったのは、『家のお財布』と『個人のお財布』の定義を決めること。
我が家では、以下のようになりました。
★『家のお財布』
- 夫婦が稼いできた給料が入金される銀行口座(夫婦で計2口座)
- その他、家のお金に分類される夫婦共有資産とする銀行口座※
※なるべく銀行口座はたくさん持ちたくないのでできれば①に集約させたいのですが、口座振替をする銀行に制約がある場合などがあり、やむを得ず残しています。
★『個人のお財布』
- 毎月定額のお小遣いを自動入金する銀行口座(我が家は月3万円を自動入金)
お給料はまず『家のお財布』へ
夫婦のお給料はまず、家のお財布に紐づけられた銀行口座に入金されるようにします。
支出はすべてクレジットカードで
支出をすべてクレジットカードで行います。こうすることで手を動かすことなく家計管理が完結します。
『家のお財布』の銀行口座・クレジットカードを決める
家のお財布に紐づける銀行口座とクレジットカードを決めます。
銀行口座はネット銀行がおすすめです。アプリに登録する際もスムーズで、ランクに応じて他行への振り込みが無料、ATMも無料などさまざまな特典があります。
クレジットカードは生活費をほぼすべて決済することになるため、ポイント還元率を重視して決定しましょう。
我が家では以下のように設定しました。
■銀行口座
【夫】住信SBIネット銀行
【妻】住信SBIネット銀行
■クレジットカード
【夫】リクルートカード
【妻】リクルートカード(※夫のカードの家族カード)
【妻】楽天カード(家の財布用)※
※妻のクレジットカードが2枚なのは、生活用品を楽天で購入することが多いためです。(ポイントのため)楽天での買い物以外の買い物はすべてリクルートカードで行っています。
『個人のお財布』の銀行口座・クレジットカードを決める
個人のお財布に紐づける銀行口座とクレジットカードを決めます。
ここでもできればネット銀行がおすすめですが、個人の口座なので、我が家では結婚前の口座をそのまま引き継ぎました。
クレジットカードは楽天カードを選択しました。
■銀行口座
【夫】ゆうちょ銀行
【妻】新生銀行
■クレジットカード
【夫】楽天カード
【妻】楽天カード(個人の財布用)
『家のお財布』に紐づいている銀行口座とクレジットカードをアプリに登録、夫婦で共有する
家の財布に紐づいている銀行口座とクレジットカードをすべて家計管理アプリに登録します。
我が家では、『money tree』を使用していますが、『マネーフォワード』『Zaim』などさまざまなアプリがあるので、自分が使いやすいと思ったものを継続するのが望ましいでしょう。
銀行口座とクレジットカードを登録することで、
- 家の財布への収入
- 家の財布からの支出
が見える化できます。しかも手を加えることなく自動です。
それに加えて、
- 家の財布の総資産推移
- 家の財布の月ごとの収支
なども明確になります。
『個人のお財布』にはお小遣いが毎月定額で自動入金される。自由につかってOK。
個人のお財布には、夫婦それぞれ毎月3万円と、ボーナス月に3万円、自動で振り込まれるようにしています。
住信SBIネット銀行の定額自動振込サービスを利用して、ATMに並ぶことなく、毎月同じ日に定額で自動的に振り込まれます。(しかも無料で※ランクによります)
個人の口座のお金は、貯めるもよし、使うもよし、個人で自由に使っています。
私はネットショッピングなど、好き放題使っています(笑)
夫は使いながらも上手に貯めたりしている模様・・・
ほったらかし家計管理を8年間続けてみて
夫は結婚当初は現金主義で、私がこのようなしくみをつくることに少し消極的でしたが、今となってはあの時従っておいてよかったと言ってくれています(笑)
総資産のグラフが右肩あがりになっているのを日々確認して、モチベーションを高めたり、
逆に、支出が多い月に気づくと、これ何だっけ?と確認しあいます。無駄な支出のチェックや、無意識ですがクレジットカードの不正利用のチェックにもなっていると思います。
使いすぎていることに気づくと、今月は少し節約しようか、となるなど、夫婦で家計管理のすり合わせができます。
これから結婚を控えている方、結婚してしばらくたつけど、家計を整えたい方の参考になれば嬉しいです!